今年度の生活発表会は、日々の遊びの中で経験してきたことを、子どもたちと話し合いながら、保護者の方に向けて様々な方法で発表していきました。

３歳児は、大好きな絵本『おたすけこびと』の主人公になりきり、今まで経験してきた好きな遊びのコツを、手遊びのリズムに乗せて発表しました。子どもたちの元気な歌声とダンス、そして遊びの実践をする姿に、保護者の方々にも微笑みながら見て頂くことができました。鬼ごっこを披露する子ども、泥団子を作って見せる子ども、ブロックを組み立てる子どもなど、個々に好きな遊びを楽しむ子どもたちでした。

４歳児は、普段から大好きな国旗や様々な国の有名な物について調べ、『昆虫たちの世界旅行』に出掛けていきました。様々な国の有名なスポーツや食べ物、民謡などを、子どもたちが自分たちで作った衣装を身にまとい、ダンスや実践などで披露しました。野球やバスケットボール、ファッションショーなど、個々に得意なことを保護者の前で披露し、友だちと協力して楽しみながら発表する姿がみられました。

５歳児は、『日本ぐるり一周の旅』のニュースキャスターになりきり、各都道府県の有名な物を調べ、子どもたちと一緒に台本も考えていきました。けん玉やお手玉、まりつきなど、替え歌に乗せて、各地の都道府県の有名な物を発表しました。５歳児ならではの、『協力する』姿が発表中にもみられ、素晴らしい姿を保護者の方々に見て頂けたように思います。

発表終了後には、クラス懇談会を開催しました。３・４歳児は、進級後のお話や子どもたちの日々の姿をお伝えし、５歳児は、就学に向けての話や発表会への取り組みの姿などをお伝えしました。保護者の方同士での交流の姿もみられ、楽しい雰囲気で行うことができました。

生活発表会の本番は、たくさんの保護者の方々を前に、緊張して固まってしまう子どももいましたが、当日の子どもたちの表情はキラキラと輝き、自信へとつながる経験になったのではと思います。子どもたちの姿に、保育者たちも感動と喜びを与えてもらった１日になりました。