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園からのお知らせ

2024.10.22

お知らせ

5歳児 らいおん組 7月 ふれあいの森に行ってきました。

三回目のふれあいの森に行ってきました。

午前中はお茶の葉で染め体験をしました。今日の担当の方は”きのっち”!!「前も色々教えてくれたー!」「今日もよろしくお願いします」と挨拶をしてから葉を摘みに茶畑へ!

すると地面の土がモコっと盛り上がっているとこがあり子どもたちが不思議に思っていると、きのっちに「この土をどけるとモグラの穴があるんだよ~」と教えてもらいました。土をどけると本当に穴が!穴はどこまで繋がってるんだろうと一人ずつ指を入れてみました。「モグラのおうちだから潰しちゃったらかわいそうやんな」「優しくさわろう」と指を入れてみると穴の奥まで届かず、さらに深くまで続いていることが分かりました。穴を見た後は、雨が降ってもモグラがまた穴の中で住めるよう、土をふんわり被せておくことになりました。

お茶の葉摘みは、前回経験しているので慣れた様子でたくさん摘んでいました。摘んでいくと茶畑に丸くて黄緑色の実を発見!きのっちに「これはお茶の木の実だよ」「グループで二個とっていいよ~」と言ってもらい子どもたちは「やった!とっていいの~!?」「見たことない実や~なんかツルツルしてる!」とそれぞれ話していました。お茶の葉っぱを洗い、いよいよ染め体験です。園から持って行ったのは布、毛糸、綿の三つです。お鍋でお茶の葉っぱを茹でると水が茶色になったのを見て「葉っぱは緑なのになんで茶色がでてくるんやろう~」「染まる時は何色に染まるかな」「緑かな?茶色?」「私は紫やと思う!!」などと友達と楽しみながらたくさん予想する姿がありました。持ってきた布などをお鍋に入れて、染まるのを待つ間にお茶の木の実を観察しました。お茶の木の実を半分に切ると中には種があり、さらにその種を切ると何やら水のようなものが…。それをみて子どもたちは「何これ!テカテカしてる!」「ゼリーみたい!」と不思議そうに観察していました。このゼリーのようなテカテカしたものの正体は種の油だそうです。椿油のように体や髪に使えたり、野菜炒めにも使えたりするそうで、「じゃあ顔に塗ってもいいってこと?」「食べれるの?」と興味津々な様子でした。また、この実は秋になると茶色になるんだよというお話を聞くと「楽しみにしとこ~」「実が茶色になっても今日のゼリーみたいな油は入ったままなんかなあ」と興味関心をもち、次回のふれあいの森への期待を膨らませていました。

次は待ちに待ったお昼ごはんです。気温も高かったため室内で食べさせてもらいました。みんなで大きな円になり食べ始めると、普段よりもお友達の顔がよく見え目が合うからなのか少し照れながらおにぎりを食べる姿がありました。

食べ終わると、午前にお茶の葉っぱに浸けていた布、毛糸、綿が染まったようなのでいったいどんな色になったんだろうとみんなでドキドキしながら見ました。「葉っぱの色は緑だったし緑に染まるんじゃない?」「でも、葉っぱを熱い水に入れたら水が茶色くなってたし茶色かも!」と理由を説明する子どもや、「紫になっててほしいな~」という願望を込めた意見もあり様々な想像を膨らませていました。布を広げて結果をみてみると「わあ!茶色やー」と予想が当たった子も予想がちがった子も驚いていました。布、毛糸、綿を比べてみると毛糸が一番濃く染まっており、染まり具合が違ったためその理由をきのっちに質問してみると「動物の毛からできている物は色が付きやすく、植物からできている物は色が付きにくいんだよ」と教えてもらいました。また、葉っぱで染めることができるのは葉の緑とか黄色い部分が水に溶けてでてくると色水になるからと聞いて、普段保育園でしている色水遊びへの関心に繋がった様子でした。

染め体験が終わると、畑で虫探しをしました。4月、5月にも行ったので、前よりも草が伸びたことやバッタやカマキリなどの虫が増えたことに気付き友だちと話し合っていました。カエルは子どもたちから大人気で「みんな!こっちにカエルいっぱいおるで!」「捕まえてーー」と興奮が抑えきれない様子でした。

夏のふれあいの森を十分に満喫できたらいおん組でした。