園からのお知らせ
2024.12.28
5歳児 らいおん組 11月のふれあいの森に行ってきました!
今年度5回目のふれあいの森に行ってきました。
気温も下がってきておりふれあいの森の木の色づきからも冬の訪れを感じとることができました。
午前のプログラムは”落ち葉の観察”と”コモ巻き”でした。前回と同じくふれあいの森の職員の方「きのっち」が案内してくれました。
コナラの木の下に集まって上を見上げると…10月は木の枝にどんぐりがついていたけれど今月はどんぐりが無く黄色に色づいた葉っぱだけがあり「どんぐりが一個も木にくっついていない~!」と驚く子ども達。地面にはたくさんのどんぐりが落ちていました。
きのっちが各グループに1枚折り紙を配り「この色と一番似ている葉っぱを探してみてね」と葉っぱ探しがスタートしました。
「この葉っぱとかどうかな?」「届かないけどあれとかもいいね」と指を差して様々な葉っぱを見比べていました。迷いながらも話し合ってグループで1つの葉っぱに絞り発表しました。他のグループの葉っぱを見て「すごい!折り紙とほとんど一緒の色や!」とお友達を褒める姿もありました。
次はコモ巻きです。コモ巻きって何?なんで巻くの?とたくさんの疑問がありましたが、きのっちに丁寧に教えてもらいました。「みんなは寒くなると上着を着たり手袋をして暖かく過ごすけれど虫さんたちは服も暖かいお部屋もないよね。だから木の幹に藁を巻くと暖かい場所を求めた虫さんたちが藁の中に入ってくるんだよ。みんなが1月に来るときにコモ巻きを外したら虫がいるかもしれないね。」と教えてくれました。大きい藁をグループで協力して木の幹に巻き、長いひもでくくりつけて最後に”深井こども園コモ巻き実施中 ”の看板を貼って完成です!次回のふれあいの森までに、どんな虫がいるかなとらいおん組で予想してから行くのも楽しそうですね。
コモ巻きを終えると冬の森の散策をしました。たくさん登るといつもの”やまびこスポット”に到着!「やっほーーー!」と叫びますがみんなバラバラでうまくやまびこが返ってきません。「やっほっ!」と短く切ると「やっほっ!」とやまびこが返ってきて満足気な子ども達でした。森の中には前回も見たタヌキのトイレが…前回はうんちの中にどんぐりやカキの種が入っていましたが今回は銀杏も入っていました。子どもたちは「タヌキの食べ物変わってる~」と季節により森の食べ物が変わることを実感する姿がありました。たくさん歩いた後はお昼ご飯の時間です。おにぎりの具が一緒のお友だちを見つけると嬉しそうに保育者まで報告してくれる子ども達でした。寒かったのですが、食べ終えると原っぱで鬼ごっこをしたり競争をして体をたくさん動かして遊びました。
午後からは土壌生物の観察をしました。きのっちに「おちばのしたをのぞいてみたら」という絵本を読んでもらい、こんな虫がいるのかな?とイメージを膨らませて出発しました。
スコップで落ち葉をよけ、土を軽く掘ってみるとクモやムカデを見つけたりじっくり見ないと気付けないような小さな虫がいました。また、大きいカブトムシの幼虫を見つけてお友達に嬉しそうに見せに行く子どもがいました。次回のふれあいの森ではコモ巻きを外すので、どんな虫に出会えるかなと子どもたちは楽しみにしています♪