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2024.05.24

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5歳児らいおん組 「ふれあいの森に行きました」

2回目のふれあいの森へ行きました。

午前中はお茶摘み体験をしました。堺市にはふれあいの森にしかないという茶畑を見せてもらいお茶の木を見たり、触らせてもらったりしました。”一番上の尖がっている葉っぱだけを使うと最高品質のお茶ができるんだよ”と聞き「ここだけ使うって大変やでな~」「めっちゃふわふわしてて柔らかい~」「下の方はパリパリしてるな」と話していました。実際に葉っぱを摘むときには「大きくても小さくても黄緑色の葉っぱにしてね」と言われ「黄緑色やったらおいしいんかな?」「これはちょっと緑やからやめとこっか」と話しながらみんなでたくさんの葉っぱを摘みました。

 

摘んだ葉っぱを洗いホットプレートで焼いて、手のひらで揉んでを繰り返しました。「お茶の匂いしてきた」「揉んだら細長くなった!」とお茶づくりを楽しむ様子や「お茶作るのって大変やな」「作ってくれてる人にありがとうって言わなあかんな」と話す姿もありました。同じ葉っぱで煎茶やほうじ茶や紅茶ができると話を聞いて「おもしろいな~不思議やな~」と驚く姿もありました。今回は煎茶というお茶を作らせてもらいました。お湯を入れると色が変化していき「ほんまにお茶になった!」「黄色っぽい色になったな!」と出来上がり飲むことを楽しみにしていました。

 

 

少しお茶を冷ましている間に周辺の散策にいきました。

4月に見たどんぐりの木を見ると「花がなくなってる!」と驚き、「その代わりに何かついてるよ」と言われじっくり見ると「どんぐりの赤ちゃんや!」と小さなどんぐりが実をつけていました。「これは実はどんぐりのパンツなんだよ」と教えられると「え?帽子じゃないの?」ど驚く様子もありました。これからは”どんぐりのパンツなんだよ”と周りの人に教えることができそうです。

 

”ハンミョウという昆虫の赤ちゃんがいる穴があるよ”と教えられ散策していると小さい穴を発見!あちこちに穴が開いていて「ここはハンミョウのお家だらけなんや!」と観察を続けていました。葉っぱにいる緑色のカエルを見つけ、4月に鳴き声を聞いたシュレーゲルアオガエルだと教えてもらいました。”だんだんふれあいの森も緑の葉っぱが多くなってきたから緑色のカエルは葉っぱにいるんだよ”と聞き、コロコロという鳴き声も聞くことができました。

木の上にクモの赤ちゃんも見つけみんなで集まっている姿を「クモダンゴというんだよ」と聞きました。息を吹きかけると団子状になっていた赤ちゃんたちがパッと広がる様子をみて「わー!!!」と歓声があがっていました。「1匹ずつだと色々な虫に食べられちゃうからみんなで固まって大きく見せているんだよ」と教えてもらいました。

 

 

おにぎりを食べた後にはみんなで作ったお茶を飲みました。入れてもらったお茶を匂い「いいにおいする!」「甘いにおいする!」など口々に話していました。飲んだ時には「おいしい!」「保育園のお茶とは違う味がする!」「おかわりしたい」と煎茶の味に満足した様子でした。

 

 

午後からは4月にもいった畑とコナラの丘で虫探しをしました。4月にはいなかったバッタやカマキリの赤ちゃんを見つけたり、大きなカエルを見つけたり大興奮な子ども達でした。葉っぱも大きくなっている様子を見て「この前きたときよりも背伸びてない?」と話す姿もあり、葉っぱの上で寝転んだり転がったりし自然を身体で感じられる5月のふれあいの森でした。次回も楽しみにしている子ども達です。